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医療問題 [囁いてみる]

私はとても恵まれた環境で育ったのだと、結構最近気がつきました;

幼い頃から体が弱く、しょっちゅう真夜中に病院に電話してもらっていました。

私が生まれた名古屋のS病院は、いつ電話しても「どうぞ来てください」と言ってくださりました。
そして、いつでも、小児科医が診てくれました。

小児科の深夜救急外来があるのって、当時はどうかわかりませんが、昨今ではなかなかないようです。


ちょっと縁あって、その病院のホームページを覗いてみたところ、深刻な医師不足で、深夜救急外来を休止していると書かれていました。

その病院はNICUがあり、私も一時入っていたそうです^^;

母は、特に意識してその病院を選んだわけではないそうですが、結果的に私は、中学生くらいまで、何かあったらその病院へ行っていました。

病院内でおそらく一番広いスペースを与えられていた小児科は、昼間、いついっても大勢の子どもがいました。


とりとめなくなってきましたが、
わが子が夜中に熱を出したり
薬を飲んでも熱が下がらなかったり、痛みがひかなかったり
ひどい咳でみているのも辛くなったりした時

電話して、いつでも「どうぞ。来てください。小児科医が診療します」
と言ってもらえるのって、
きっと母にとって、救いだったと思うのです。

振り返ってみれば、私が今日まで生きてこられたのは、
一番は母がいたからです。
ですが二番目には、その病院があったからだと思うのです。


何度も何度も通った病院。
中学のときは、心臓に疾患があるとか言われて、年一回、診察してもらっていました。
(治らないけど改善はする、と言われたのに、3年後、「その疾患の形跡はないけど?」と言われました^^;)
エコーの担当者は小児科でお世話になっていた先生でした^^;

ホームページで、
その病院のモットーを読んで感動して、
小児科の信条≪絶対に断らない。そして必ず小児科医が診療させていただく≫を読んで感動して、
最近すごく。今更ながら感謝の気持ちで溢れています。

もう、このまま病院に行って、「あの時はありがとうございました!」と言いに行きたいくらいです。


今でも時々、休日とか、平日でも午後九時過ぎくらいに体調が悪化して、近所の個人内科医にお世話になっています。
その時も「わかりました。すぐに来てください」といわれると、心底ホッとします。

点滴一本打ってもらうとケロリと良くなります^^;
それなら時間内に来いよ、って感じですが。


幼いころも、ママバッグに、着替えとタオルを詰めて、何度深夜救急外来に行ったことか。
(そのまま入院になります^^; そのための着替え)

でも入院すると、わたしもだけれど母もすごく安心した表情になれて。

とても心強かったんです。


お医者様って、人の命を預かるわけですから、とても大変な職業だと思います。
それでも

どうか、
産婦人科医や小児科医になりたい、そう思ってくれる人が増えることを願ってやみません。
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